最終更新: daphile_wiki 2021年03月26日(金) 12:27:43履歴
Daphileはx86系のCPU(Intel or AMD)のみ動作します。
RaspberryPiはCPUがARM系のため、全て動作対象外です。
Daphile専用のPCを新たに用意しなくても、USBメモリにISOイメージを書き込むことで、起動が可能です。
(BIOS画面でUSBメモリブートを選択)
手持ちのUSB-DACやNASの動作確認をするのに便利です。
ただし、インストールしない場合、設定が保存できないという制限があります。
USBメモリの空き容量が4GB程度ある場合、そのままUSBメモリ内の領域にDaphileをインストールすることも可能です。
(書き込み先を間違えると悲惨なことになるので、インストール先は慎重に確認すること!)
AtomやCeleronなどの廉価なCPU&メモリ2GBもあれば基本的に、問題なく動作可能です。
現在市販されているものであれば、ECS LIVAシリーズなど、小型ファンレスPCのスペックでも水準をクリアしています。
ただし、高ビットレートのDSD音源(11.2MHz)をPCMに変換して再生する場合には、
環境によって音切れが発生します。(Celeron ベースクロック1.1GHzのCPUで音切れ多数発生)
基本的に全てWeb上の管理画面で設定が完結するので、Linuxの知識はなくても概ね問題ありません。
PCの基礎知識(BIOSからBootmenuの選択、パーティションの概念、IPを固定化する場合、ネットワーク設定)
は用途や設定によってはある程度必要。
DaphielはLMS(Logitech Media Server)ベースのため、
LMSの管理画面の設定画面から言語設定ができる。
DaphileサーバーのURLの末尾に :9000 のポート番号を指定すると、
LMSのWeb画面に移行できる。
例:Daphile サーバーのIPアドレスが 192.168.0.10の場合
◇LMS 管理画面
http://192.168.0.10:9000
◇LMS 設定画面
http://192.168.0.10:9000/settings/index.html
Language から 日本語(Japanese)を選択すると日本語化ができる。
ただし、日本語化されるのは一部分のみ。
ネイティブDSD再生モードを利用するには、Daphie側の対応が必要。
未対応の機器では、設定画面のAudio DeviceのDSD再生モードを
「DSD-over-PCM」に変更することで、再生できる可能性がある。
詳しい情報は動作確認済みDAC/DDCのページを参照。
デフォルトでは50件毎に表示となっている。
◇日本語化した環境の場合
「Settings」→「Advanced Media Server Settings」→「インターフェイス」→「1ページ事のアイテム数」
の項目が表示件数に該当(最大で500件まで指定可能)
詳細はプラグインの解説ページを参照。
DaphileはLMS/Squeezebox準拠のため、プラグインによる機能拡張に対応している。
「Settings」→「Advanced Media Server Settings」→「Plugins」
で表示されている中から、有効にしたいプラグインにチェックを入れ「Apply」を押してしばらく待つと
プラグインが有効化される。
別途設定が必要なプラグインの場合、有効化後に「Settings(セッティング)」から
プラグイン毎の設定に入れる。
RAMディスク再生モードの切り替えボタン。
これを押すと、現在プレイリストにある楽曲をWAVにデコードし、RAMディスク上に展開してから
再生を行う。
ディスクアクセスが発生しなくなるため、音質に好影響が出る・・・らしい。
変換中は音楽の再生がいったん途切れるため、気長に待つこと。(CPUパワー依存?)
また、メモリの余剰領域をRAMディスクに割り当てているため、
メモリ容量を超えたサイズ容量になる場合、変換が途中で打ち切られる。
TIDALプラグインを使うには、mysqueezebox.com上でTIDALプラグインを有効にする必要がある。
しかし、日本国内からでは同プラグインがアプリ一覧に表示されず、有効にすることができない。
解決策としては、TunnelBearなどのVPNを使いHong Kongなどからアクセスし、
アカウント設定の国名をIPアドレスの所属国と合わせることでプラグインが表示されるようになる。
(VPNを通すだけでは表示されない。VPN先の国と、設定画面の地域を一致させる必要がある)
詳細の手順は該当のページを参照。
その他Daphile本体以外から再生したい場合には、BubbleUPnPなどのUPnPクライアントソフトから
UPnPサーバー化したDaphileに音源を渡すことで一応再生は可能。
Daphileをインストールしたメディアはパーティション構造が特殊になるためか、
Windowsのディスクの管理や、diskpartコマンドでもパーティションの削除&フォーマットが正常に完了しないことがある。
■1:Windows上で再フォーマットする場合
※以下問い合わせフォームより情報提供いただいた内容です。
Windows10の場合 ウェブサイトから、「rufus」というフリーソフトをダウンロードして、PCにインストール下さい。
初期化できないUSBメモリーを差し込んで、rufusを起動、「ブートの種類」の画面で、「非ブート用」を選択し、実行。これで、初期化終了です。
◇rufus 日本語サイト
https://rufus.ie/ja_JP.html
■2:Linuxを利用する場合
→ LinuxのGPartedを使うことでパーティションの削除&フォーマットが可能。
GPartedはUSBメモリ/ディスクメディアからブート可能なGParted Liveを使う。
◇参考:GParted のライブメディアを作成
http://www.fuukemn.biz/page17.html
また、Ubuntu LinuxのLive USB版などにもGPartedが含まれている。
◇参考:Linuxをインストールできる「ライブUSBメモリ」をWindowsで作成する方法 | LFI
https://linuxfan.info/make-linux-install-usb-on-wi...
最新コメント